4月24日22時。時間通りに成田空港を出発した飛行機は7時間後の25日午前6時過ぎ(時差+1時間)にケアンズ空港に到着。お天気は残念ながら雨。
港近くのホテルで朝食を取った後、ケアンズから船で1時間の珊瑚礁の島『グリーン島』にー。前回のオーストラリア旅行でシドニー、ゴールドコースト間の移動がとても大変だったので、今回はオーストラリア北部に位置する港町ケアンズにターゲットを絞りました。
オーストラリアの中でも特に自然に恵まれ、「熱帯雨林」と世界最大の珊瑚礁群「グレートバリアリーフ」の2つの世界遺産が背中合わせになっています。
その中で最も人気のあるアイランドリゾートが最初の滞在地『グリーン島』です。ケアンズの沖27kmに位置するグリーン島は、島を一周するのに歩いてわずか30分という珊瑚礁で出来た小さな島。楽園というのはこういう場所を指すのかもしれません。





グリーン島の魅力を堪能出来るのは日帰り観光客が帰った後。静かで美しいグリーン島の夕焼けから、南十字星をはじめとした無数の星達がひしめき合う透き通るような星空、そして鳥の声と潮騒の音だけが聞こえるすがすがしい朝のビーチまでを独り占めできるんです。
心配していた天気もホテルで仮眠を取っている間に上がり午後からはビーチを散策したり、桟橋で熱帯魚の餌付けを見学したりと到着1日目はのんびりとー。
私たちが滞在したグリーンアイランドリゾートは、日本の企業が経営する高級リゾートということでしたが、客室は渡り廊下でつながっているコテージのような作りで、木目調のシックな内装。全てスイートタイプでアイランドリゾートとリーフリゾートの2つのカテゴリーがあります。私たちが滞在したのは、アイランドリゾート。緑の溢れるベランダとリビングスペースのある広々としたベットルーム、シャワールームを備えたバスルームと至れり尽くせり。





2日目(26日)は、グレートアドベンチャーズのアウターリーフクルーズに参加。午前11時半に島を出発し、1時間ほどでノーマンリーフに浮かぶ世界最大級の2階建てポンテゥーンに到着。早速、シュノーケリングにチャレンジ!
真下に広がる色とりどりの珊瑚礁と熱帯魚に、「きれーい!」「すごーい!」を連発、、、。ランチ、シュノーケリング、半潜水艦ツアーが付いて、夕方16時半にグリーン島に帰って来るお得なクルーズでした。
夕食は島唯一のレストラン『エメラルド』で、スペシャルバーベキューを楽しみました。オージービーフはもちろん、好奇心旺盛のだんな様はカンガルーのステーキにも挑戦しました!気になるお味は普通のステーキ(笑)
2日目(26日)は、レストランのシェフのオススメのマッド・クラブをオーダー。写真はその時のものですエスニックな味付けでおいしかった♪
朝、小鳥の声と優しい朝日で目が覚める気持ちの良い2日間でした。





滞在3日目(27日)は、グリーン島に別れを告げ、ケアンズの北65kmにある港町ポートダグラスへ。
ここは、オーストラリア屈指のホテル『シェラトンミラージュ・ポートダグラス』で一躍有名になった町。後半の2日間は、その高級リゾート『シェラトンミラージュ・ポートダグラス』に滞在。このホテルに滞在するためだけにオーストラリアにやってくる人もいるほど。ミラージュという名前の通り、ポートダグラスの町の入り口に蜃気楼のように現れます。
クリントン元米大統領も御用達のこのホテル。ロビーのルーフウインドーからは自然光が差し込み、床は大理石と一歩足を踏み入れただけで思わずため息。
この本館を中心に左右に羽のように並ぶ3つの客室棟、そして、その周りには総面積2ヘクタールもある広大なラグーンプールがマリンブルーの水をたたえ、まるでラグーンに浮かぶ白亜の豪邸です。
ホテルの目の前にはフォーマイルビーチと立地条件も文句なし。





お部屋は、ホテルルームとビラがあり、ホテルルームはガーデンとラグーンに分けられています。そしてミラージュと名付けられたひと回り大きなお部屋があり、今回はちょっぴり贅沢をして『プレミアムミラージュルーム』に。(オススメです!)
「プレミアムミラージュ」というだけあって、ラグーンプールに面したプライベートバルコニー、広いベットルーム、大理石をふんだんに使ったバスルームはジャグジーということなし!
チャックインした後、早速、水着に着替えラグーンプールへ。
椰子の木に囲まれ真っ白い砂浜が広がるその様子は、ビーチパラソルとビーチチェアーが並び、ちょっとしたプライベートビーチのよう、、、。
水はもちろん、海水。おまけに砂浜には貝殻まで落ちているこだわりようです。
せっかく素敵なホテルに滞在するのだから後半はホテルライフを満喫しようということでゆっくりのんびりすることにしました。





ポートダグラスでは、自然との調和を大切に考えて椰子の木よりも高い建物の建築を禁止しています。ですから、一番高い客室棟部分で3階建てです。
シースルーのエレベーターに乗ると見上げるほどの熱帯植物が目の前に広がり、まるでジャングルの中に迷い込んだよう、、、。敷地内には、椰子の木はもちろん、ハイビスカスやデュランタ、その他見たこともない南国の花が咲き、南国ムードでいっぱい!
このホテルには、世界中からたくさんのゲストが訪れます。特にリタイヤ組の優雅なリゾートとして人気があるので、余裕のある年配のご夫婦がのんびり長期滞在されている姿が目立ちます。まわりは全て外国の方ばかり。
日本人観光客向けのホテルではないので、日本語を話せるスタッフもほとんどいませんから、何をするにも英語でお願いしなくてはいけません。(日本人スタッフが1名だけいるらしいですが、、、。)






さて、ここまで買い物らしい買い物をしていない私達。せめてお互いの両親にはお土産を、、、ということで、オーストラリア滞在4日目(28日)にして初めてショッピングをすることにー。
ポーターにお願いしてホテルの専用タクシーでポートダグラスのメインストリート『マクロッサンズストリート』に向かいました。ちなみにこの専用タクシー、4人以上になるとリムジンでの送迎になるとか。
残念!
小さな港町なので、それほど大きなお店はありませんが、センスの良い小物のお店や色とりどりの水着のお店などがあり楽しめます。
ちょっと足を伸ばして、免税店やブランドブティックの入っているショッピング高級ショッピングセンター『マリーナミラージュ』にも行ってみましたが、個人的には『マクロッサンズストリート』の方が良かったかな?
日本人観光客の姿もほとんど目にすることなく、ゆっくり海外気分を満喫しました。





オーストラリア最後の夜は、ホテルのファインダイニング『マクロッサンズ』でシェフ自慢のオーストラリアの創作料理で豪華なディナー。
ノースクイーンズランドで採れる新鮮な素材を見事にアレンジしたモダンオーストラリア料理のレストランです。
ラウンジから聞こえるピアノの生演奏を聴きながら、優雅なひと時を楽しんだ後は、ビリヤードをしたり、お部屋のベランダから夜景を眺め最後の夜を静かに過ごしました。
6日間の短い旅行でしたが、内容を詰め込まず、ゆっくり出来る時間を第一に考えたので、本当にリラックスしたものになりました。あちこち観光して回るのも楽しいですが、近くでも自分たちの足で歩いてその土地の空気を肌で感じることって良い想い出になりますね。
ハネムーンに続き、2度目のオーストラリア。今度はいつになるか分かりませんが、オーストラリアはいつかまた訪れたい国です。




TOPへ戻る Copyright (c) 2004 S.Konno, All Rights Reserved