結婚して初めて山口に里帰りをした時は、天気も悪くとても寒かったのでどこにも出掛けず終いだったんです。(なんと最終日には雪まで降る始末(^^;)
ということで、前年の分も楽しもうと山口の両親が小旅行を計画してくれました。今回は萩に1泊旅行することに決定!リーベもOKのホテルを予約しうきうき気分で出掛けました。
天気にも恵まれ、本当に楽しい旅行となりました。
12月28日無事に山口入り。翌日(29日)、天気が良かったので急遽、岩国までドライブすることにー。だんなさまの実家から車で1時間ほどで『錦帯橋』に到着。
ちょうど橋の架け替え作業が行われていました。日本3大名橋と言われるだけあって本当にきれいな橋ですね。何度も何度も流されて、「流されない橋を」という人々の思いが込められた錦帯橋。全長200mの美しい橋を渡っていると江戸時代にタイムスリップしたようです。




橋を渡ると岩国城に続くロープウェーやお土産やさん、公園があってちょうど良い散歩コースになっていました。車に閉じ込められていたリーベも芝生で思いっきり走ることが出来て大満足!
ところで、岩国は白蛇の群生が見られるとても珍しい場所なんだそうです。、、、ということで白蛇さんにもご対面。何だか金運がアップしたような???
ちょうどお昼時でお腹が空いていたところに気さくなお土産やのおばちゃんが「暖かいうどんはいかが?ワンちゃん連れでもかまいませんよ!」と声をかけてくれたので、外のテーブルで昼食をとることに。
天気は良いとはいえやはり12月。風が冷たかったのでみんな暖かいものをオーダーしました。私は、「岩国すし」という押し寿司と暖かいうどんのセットを食べました。とってもおいしかった♪





30、31日は、いよいよ萩1泊旅行。お父さんの綿密な計画で、まずは車で1時間半、途中の山口市を観光しました。
山口市内に入り、最初に立ち寄ったのは観光名所としても有名な『瑠璃光寺』。美しさは日本三名塔の一つに数えられます。
ちょうどお日様が顔を出している時間だったので、水面に写る日の光が屋根の裏側に反射してなんともいえない表情を見せてくれました。
『瑠璃光寺』の中には、興味深い場所がたくさんありました。
そのひとつがこちら。下の写真の『水琴窟(すいきんくつ)』です。お茶室の横にありました。中が空洞になっていて水が落ちる音がまるで琴の音のように聞こえるとか。実際に耳を傾けてみると、琴の音というか金属音のようなきれいな音がしました。
思わず感動しただんなさまが撮った写真です。
この五重塔は、九輪の尖端まで31.2メートル。大内文化の最高傑作といわれ、山口市のシンボルとなっています。全国に現存する五重塔のうちで10番目に古く、美しさは日本三名塔の一つに数えられ、室町中期における最も秀でた建造物と評され国宝に指定されています。
この他、手をたたいたり足踏みをするとこだまが鶯の鳴き声に聞こえる石畳も、、、。実際にやってみると楽しいですよ(^^)





『瑠璃光寺』の後、同じ山口市内にある『山口ザビエル記念聖堂』に立ち寄り中を見学。まだ、クリスマスのディスプレイがされていましたよ。祭壇のステンドグラスがとてもきれいなモダンなチャペルでした。
そして、一路萩市へと向かいました。峠を越える道はくねくねしているということで、運転手はだんなさまから車酔いが心配な私にチェンジ。
途中の道端でお待ち兼ねの昼食タイムとなりました。
リーベが一緒ということでこの日の昼食はお弁当!お母さんがおかずを私がおにぎりを作って持参しました。外(といっても車の中でしたが)で食べるとどうしてこんなにおいしいんでしょうね?4人でパクパク、あっという間にお弁当を平らげていました(笑)
写真は昼食後、休憩しているときのひとコマ。





峠の山道を走ること1時間半で萩市に到着。最初に『松蔭神社』を見学しました。
萩は歴史好きにはたまらない見所がいっぱいです。
写真は『松下村塾』。
とても粗末な教室ですが、ここで高杉晋作をはじめ伊藤博文など若い松下村塾グループが育って、安政の大獄で刑死した師の志を継いで明治維新の原動力となったんですよね。感動!!
そして、『「東光寺総門』です。ここは毛利家の菩提寺で吉就から11代までの奇数藩主とその奥方、一族のお墓があります。そのお墓の前に500以上の石灯籠がずらり!その迫力はまさに「百聞は一見にしかず」ですよ。
ところで、皆さん、「鬼瓦」ってご存知ですよね?「鬼瓦」って魔よけの為、本来は鬼の顔をしているんですね。ここの屋根の鬼瓦はNHKの大河ドラマ『太閤記』のタイトルバックに使われたそうです。





その後、萩市内の城下町を散策。
土塀の白と武家屋敷の黒い屋根、そして夏みかんのオレンジが美しい町並みです。
そして、最後に展望台からきれいな夕日を眺め、宿に向かいました。
宿は菊ケ浜海水浴場のすぐ目の前に立つ『萩城観光ホテル』です。ここはペットOKの宿ということで、お部屋の中であればワンちゃんを離しておいても大丈夫といううれしいホテルでした。
とにかくりーべと一緒に泊まれる宿ということで探したんですが、お料理がおいしかった♪
山口といえば、ふぐ、、、ということで、ふぐ刺しに牛ステーキ、えび、サザエのお刺身もおいしかった。
量が多くてお腹いっぱいで大満足でした!
ワンコOKの宿ということで、犬連れのお客様が他にも何組かいました。





2日目は、朝ごはんの後、目の前の海水浴場にりーべと一緒に出掛け朝のお散歩。砂浜初体験のリーベは跳んでいるというか走っているというか、、、本当に楽しそう。
その後、ホテルで無料で行っているという早朝観光に。これが笑いの連続でお腹が痛くなるくらい、、、。
ホテルの社長さんがガイドを買って出ているものなんですが、だんなさまいわく「このおじさんが文化財だね」(笑)(すみません、でもほんとに楽しませて頂きました)
ホテルをチェックアウトして、すぐ近くの『萩城』に向かいました。
『萩城』は、別名『指月城(しづきじょう)』と呼ばれ、慶長九年(1604)から築城着手、慶長十三年(1608年)に完成し、以後萩藩三十六万九千石、毛利氏の居城として用いられていました。明治七年(1874)に解体され、今は城跡が残っているだけですが、こうして城跡を見ているだけでもどんなに立派なお城だったかが偲ばれます。





そして、萩から青海島を経由して迫力ある景観を満喫し、一路、角島へー。
この日は天気が良かったので海の色がとてもきれいでした。コバルトブルーの海にかかる真っ白な橋(角島への橋)は絵になりますね。
心地良い潮風を感じながら角島へと車を走らせました。
秋田育ちの私にはお正月にこの青空は信じられない!
角島はお母さんが一番楽しみにしていた場所。ここで、「塩うにを買いたい!」んだとか。
角島大橋を渡って念願の角島入り。塩うにや岩のりを買って大満足で帰路につきました。
ちなみにこの塩うにが本当に美味!これを食べたら瓶詰めの塩うになんて食べられないほど、、、。
初めてのご両親との旅行でしたが、天気にも恵まれ本当に楽しかった♪




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